慶應義塾大学医療系三学部合同教育

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医療系三学部合同教育FDワークショップ2015

日程

2015年7月1日水曜日 18:00-20:00

場所

信濃町キャンパス総合医科学研究棟1階ラウンジ

参加者

医学部教員13名、看護医療学部教員15名、薬学部教員19名

2015年のFD企画は、ワールドカフェ方式のグループワークを用いて、「より充実した三学部合同教育のために」というテーマでおこないました。ワールドカフェの第1ラウンドは「三学部合同教育を導入して、どんないいことがありましたか?~三学部合同教育のよかった点を 挙げてください~」、第2ラウンドは「三学部合同教育で不十分な点はありましたか?~三学部合同教育の問題点を挙げてください~」、第3ラウンドは「三学部合同教育をより充実させるため、もっと取り入れたいこと、取り入れてほしいことを挙げてください」というテーマでおこない、最終的にプロダクツをまとめ、発表しました。

プロダクツの中で、あげられた意見を抜粋します。

  • 予習をしてくるような座学を設ける。
  • もう少し1グループの人数を絞って、6名くらいにする。
  • 後期教育のシナリオを多様にする。
  • 講義でないコミュニケーション教育を拡充。
  • 回数を増やして、連続性を持たせる。
  • 三学部合同教育を終えた、卒業生に参加してもらう。
  • もっと、多くの教員が関わる。
  • 合同臨床実習トライアルの機会をもっと増やす。
  • 学部間の学生数をそろえる。
  • SAを育て、参加してもらう。
  • 体を動かす、ワールドカフェなど様々な形態のものを導入する。
  • 三学部合同教育のゴールを明確にする。
  • 三学部合同教育を終えた学生の追跡調査と評価。
  • 中期教育を学外でおこなう。
  • バス旅行をおこなう。
  • 通常の講義を三学部でシェアしておこなう。
  • 教員が他学部に教えに行く。
  • オリエンテーション旅行をおこなう
  • スポーツ大会を開催する。
  • 合同教育の回数を増やす。

教員が2時間あまり真剣に、三学部合同教育についてディスカッションしたことで、さまざまなよい知恵も提案されました。また、教員自身が、三学部合同教育について深く理解するとともに、交流ができる貴重な機会になりました。ワールドカフェという方式が初体験だった教員も多く、効果的なグループワークを行える方法であることも知ることができました。

参加者アンケートの結果

 

大変良い

良い

どちらでもない

悪い

大変悪い

医学部

7

4

0

0

0

11名

看護医療

8

6

0

0

0

14名

薬学部

10

8

0

0

0

18名

 

25名

18名

0名

0名

0名

43名

回答 43名

コメント

  • 合同教育の中では、ファシリテータ間の交流が少なかったので本企画は交流が深められてよかった。さまざまな意見が聞けて、刺激的であった。
  • 三学部合同教育について考えるよう機会となった。
  • こうした機会をもっと増やしてほしい。
  • 教員の交流は意味があった。今後も継続していければよい。
  • 面白かった、楽しかった。
  • いろいろ意見が出て、考えさせられた。
  • 熱心に議論する教員の姿が印象的だった。
  • World Cafe形式のGWは、有意義で今回経験できたことはよかった。
  • 議論が効率的に進み濃い話し合いができた。
  • 初期・中期・後期とあるが自分が参加していない教育についても知ることができ、情報を共有できた。
  • 教員間で目的意識を共有でき、問題点をあげることができてよかった。
  • 未来の合同教育をよいものにしようとする皆の意志が感じられた。
  • 学生が経験して合同教育を疑似体験できたような気持ちになった。
  • 三学部以外の他学部の教員とも交流しコミュニケーションできるこのような機会があるとよいと思う。
  • プロダクツにでてきた内容を是非実現していってもらい、三学部合同教育を充実させていけるとよい。
  • 教育をやりっぱなしにせずに、自分達で評価していくことが重要である。