慶應義塾大学医療系三学部合同教育

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2015年度の初期プログラム

日程

2015年5月16日(土)

場所

日吉キャンパス

参加者

合計  376名
・医学部1年  113名
・看護医療学部1年  108名
・看護医療学部2年   4名
・薬学部薬学科1年  151名
教員  28名

概要

「対話力とは何か」(千葉大学大学院人文社会科学科小林正弥教授)のあと、医看薬混成7-8名×48グループにわかれて「より良い対話をするには」をテーマにディスカッションし、全グループでプレゼンテーションを行いました。

 5月16日(土)14:40~18:00、日吉キャンパスにおいて「医療系三学部合同教育初期」が実施され、医学部1年生113名、看護医療学部1年生108名+2年生4名、薬学部薬学科1年生151名、計376名、教員28名が参加しました。

 太田看護医療学部長ならびに望月薬学部長による開会挨拶により、今年度の初期教育が始まりました。
講演は、千葉大学大学院人文社会科学科小林正弥教授による「対話力とは何か」で、「対話」と「ディベート」や「会話」との違い、医療に必要なコミュニケーション、対話力を構成する4つの力、「対話」に必要なもの、などについてお話しいただきました。最後に今回のグループワークの課題が提示されました。
 1.医療現場においては、どのような『対話力』が必要だと考えますか?
 2.その対話力を高めるにはどうしたらいいですか?

 三学部の学生による混成グループ(7~8人)を編成し、まず2~3名ずつの自己紹介、さらに相手のことを他のメンバーに紹介する他己紹介を行い、話し易い雰囲気が醸し出されたところで、ディスカッションが始まりました。どのグループでも、活発なディスカッションが行われ、さまざまな意見がでていました。教員はファシリテーターとして参加し、各グループのディスカッションをサポートしました。発表時間は1グループにつき20秒ですので、限られた時間のなかで簡潔にわかりやすく、まとめるのに苦心したと思います。どのグループも、自分たちの考えを端的に表現していました。講演者の小林先生から、発表内容についてのフィードバックを受けた後、各学部長がベストKID賞を1グループずつ選抜し、コメントと共に記念品が授与されました。
 最後に岡野医学部長による閉会の挨拶で、今年度の三学部合同教育初期を終えました。この経験を今後の学業に活かし、学生同士の交流が続くことを期待しています。

終了後のアンケートでは、参加学生の95%が「大変良い」「良い」と回答しました。