慶應義塾大学医療系三学部合同教育

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2012年度の後期プログラム

日程

2012年5月2日(水)

場所

信濃町キャンパス/芝共立キャンパス(2キャンパス同時開催)

参加者

合計  380名
・医学部6年  99名
・看護医療学部4年  107名
・薬学部薬学科6年  174名

概要

腎代替療法の治療選択に関わるケースシナリオ2本について医看薬混成10-11名×18グループ×2キャンパスに分かれてディスカッションし、「プロブレム」「今後の医療・ケア計画」をプレゼンテーションしました。

5月2日(水)、9:30~17:00 信濃町キャンパス、芝共立キャンパスにおいて「医療系三学部合同後期教育」が実施されました。

対象学年は医学部・薬学部の6年生、看護医療学部の4年生で、総勢380名が信濃町キャンパスと芝共立キャンパスに分かれ、プログラムが行われました。

プログラムは、医学部教員門川俊明君、香野日高君による「事前講義」と薬学部教員阿部芳廣君、木津純子君による「Workshopの進め方」に関する説明から始まりました。その後、学生は各キャンパスで18グループに分かれて小教室に移動して、事前に配布しておいたシナリオA(自力通院困難で、軽い認知症がある腎硬化症による慢性腎不全患者)あるいはシナリオB(糖尿病性腎症患者で、きわめてアドヒアランスが悪い患者)に基づいてグループディスカッションを行いました。まず、他己紹介でアイスブレークを行った後、司会者、発表者、記録係(模造紙用)、記録係(PC用)を決め、課題1として、KJ法を用いて患者の問題点を抽出、整理し、模造紙にまとめた後、パワーポイントに「患者が抱えるプロブレム」をまとめました。課題2として「患者の医療、ケアをどのように行うか。医療チームのメンバーの役割を考えてまとめる」作業を行いました。30分程度の昼食時間を含み205分のグループディスカッションで、1グループは10~11人と多かったのですが、いずれのグループでも各学部の特徴が出るディスカッションが活発に行われました。各グループにはファシリテーターとして教員1~2名が参加し、適宜助言をしていきました。3グループが中教室に集まり、5分ずつ発表を行い、代表発表グループを決定しました。その後、大教室に18グループが集合し、3つの代表発表グループがシナリオA、3つがシナリオBについて、5分ずつプレゼンテーションしました。色々な視点から問題点をとらえ、各職種の役割を活かした魅力的なアプローチが発表されました。

最後に信濃町キャンパスでは、医学部長末松誠君、看護医療学部長大田喜久子君、芝共立キャンパスでは、薬学部長増野匡彦君の総括で締めくくられました。

終了後に実施したアンケート調査では、医学部学生では"大変よい"が27%、"よい"が53%を占め、看護医療学部では各々49%、45%、薬学部では41%、49%と大変好評でしたし、他学部の学生とディスカッションすることにより、新たな視点から医療チームにおける役割を認識できた、などの意見が多数得られました。

当日はゴールデンウイークの中日でしたが、お互いの学部のこと、患者に対するアプローチの違いなどを知る良い機会となり、将来自分たちが携わるチーム医療のイメージ作りにつながったようです。