慶應義塾大学医療系三学部合同教育

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2012年度の中期プログラム

日程

2012年9月29日(土)

場所

湘南藤沢キャンパス(本館)

参加者

合計  369名
・医学部4年  107名
・看護医療学部2年  114名
・薬学部薬学科4年  148名

概要

講演「ニーズに応えるチーム医療」(秋山美紀 准教授(環境情報学部))のあと、医看薬混成7-8名×45グループに分かれてディスカッション・プレゼンテーションをおこないました。

9月29日(土)、12:30~17:30、湘南藤沢キャンパスにおいて「医療系三学部合同中期教育」が実施されました。2011年に実施した初期(新入生)、後期(最終学年)の教育に加えて、2012年度は、中期教育をスタートさせました。対象学年は医学部・薬学部の4年生、看護医療学部の2年生で、当日は総勢369名がSFCに集合しました。

プログラムは看護医療学部長大田喜久子君による開会の挨拶から始まりました。つづいて「ニーズに応えるチーム医療」をテーマにした環境情報学部准教授・秋山美紀君による講演が行われた後、学生たちはグループごとに小教室へ移動して、「患者中心の医療を提供するための医療チームについて理解を深め、よい医療チームのあり方を提示できる。」という課題についてディスカッションを行いました。

1グループは7,8人ほどで、グループによっては途中で議論が分かれてしまうこともありましたが、ファシリテーターとして参加している教員の助言を受けて、最終的にはすべてのグループが教室で発表を行うことができました。

教室ごとの発表終了後は再び全員がホールに集まり、医学部長末松誠君の激励をこめた挨拶の後、κ(カッパ)、ε(エプシロン)、ι(イオタ)、ο(オミクロン)の4つの教室棟ごとに選出された4つのグループの発表が行われました。グループごとにさまざまな視点から課題にアプローチしており、発表はそれぞれ非常に個性的なものに仕上がりました。

最後は薬学部長増野匡彦君の挨拶をもって今回の中期教育は閉会しました。

当日は台風の到来が懸念されるなかSFCは好天に恵まれ、三学部の学生が交流するのにふさわしい明るい陽気となりました。学生たちからはもっとお互いの学部のことを知りたい、他の医療職との違いを知ることで自分の専門性をより深めたいと思った、などの意見とともに、他職種と一緒に話し合うことの難しさについての意見もあり、それぞれに将来の医療現場での様子を体感できたようでした。