2014年度の初期プログラム
日程 |
2014年5月17日(土) |
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場所 |
日吉キャンパス |
参加者 |
合計 382名 |
概要 |
「対話力とは何か」(千葉大学大学院人文社会科学科小林正弥教授)のあと、医看薬混成7-8名×48グループにわかれて「より良い対話をするには」をテーマにディスカッションし、全グループでプレゼンテーションを行いました。 |
5月17日(土)14:40〜18:00、日吉キャンパスにおいて「医療系三学部合同教育初期」が実施され、医学部、看護医療学部、薬学部薬学科の1年生382名が参加しました。
末松医学部長、太田看護医療学部長による開会挨拶の後、千葉大学大学院人文社会科学科小林正弥教授による講演「対話力とは何か」が行われました。「対話」と「ディベート」や「会話」との違い、対話力を構成する4つの力、「対話」に必要なもの、など大変わかりやすい講演でした。最後に「家族内対話、世代間対話、異文化間対話の3つのシチュエーションのいずれかを選び、より良い対話をするためにはどうしたら良いか」という今回のグループワークの課題が提示されました。
グループ毎にわかれたのち、まず2〜3名ずつの自己紹介、さらに相手のことを他のメンバーに紹介する他己紹介を行ったところ、どのグループも雰囲気がこなれ、その後のグループワークにスムーズに移行できたようです。グループワークには不慣れな1年生ですが、ファシリテーターとして参加している教員のサポートにより、時間内にまとめることができました。発表時間は1グループあたり20秒という短いものでしたが、どのグループも簡潔にわかりやすくまとめており、かつグループの"個性"もみられ、笑いも起きる中聞き応えのある発表会となりました。各学部長から、3グループにベストKID賞が授与され、望月薬学部長の挨拶で閉会しました。
正味1時間足らずの短いグループワークでしたが、密度の濃い経験をしたことと思います。学生からは、「対話によって自分の意見も明確になり、他人の意見を聞き入れる心の余裕も出来ることを実感した」「価値観の違いを理解した上で対話することの大切さを感じた」等の声があり、グループワークを行うことによって「対話」を実際に経験したことがうかがわれます。また、「各学部の雰囲気を知ることが出来た 」「他学部の方の考え方はとても新鮮」「他学部生の意識の高さに感化された」など、異なる学部の学生が一同に会して学ぶ三学部合同教育の意義を感じたようです。