2011年度の初期プログラム1回目
日程 |
2011年6月11日(土) |
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場所 |
日吉キャンパス |
参加者 |
合計 404名 |
概要 |
慶應義塾大学病院副院長(医療安全担当)・小児科教授 高橋孝雄君の病院における安全管理についての講話の後、7-8名のグループに分かれ、ディスカッションをおこない、全員の前で、キャッチフレーズをプレゼンテーションしました。 |
6月11日(土)午後3時より、医療系3学部合同初期教育の部、第1回授業が行われました。 これは先ごろ(5月6日)行われた後期教育が学部最終学年を対象としたのに対し、入学後のフレッシュな新入生を 対象に、場所も日吉キャンパスでの開催となりました。当日は運悪く朝から激しい雨に加え折からの節電対応もあり、 全体会場の独立館1階D101教室は3学部新入生全員400名余(薬学部は薬学科のみ)の熱気でむせかえるようでした。
にもかかわらず学生たちは、慶應義塾大学病院副院長(医療安全担当)・小児科教授 高橋孝雄君の病院における安全管理についての講話に私語一つなく聞き入り、一人ひとりが皆リーダーの自覚を持てという講話の教訓を胸に、1グループ7~8名のメンバーによるディスカッションに臨みました。白熱の議論を交わすグループ、 和やかムードに終始するグループ、ひたすら各々の考えを煮詰めるグループ、グループの個性はみな異なるものの、一様に前向きの姿勢で議論に臨んでいる姿が、頼もしくも印象的でした。
議論すること1時間、事務局のパソコンにはグループの結論にグループのキャラクターを詰め込んだ キャッチコピーが続々と届き始めました。全部の着信を待って、全体会場ではいよいよ全51グループの代表による プレゼンテーションです。1グループたった20秒でしたが、これがまた何とも創意工夫にあふれた発表で、 あらかじめ選んでおいたものは次々に追い落とされ、3つのグループの発表が見事ベストKID賞に食い込みました。
医学部長末松誠君、看護医療学部長太田喜久子君の開会挨拶に始まり、薬学部長増野匡彦君の閉会の辞まで、大変盛りだくさんなプログラムでしたが、終わってみれば瞬く間の3時間でした。そして何よりも瞠目したことは、当日初めて出会い、 グループを組んだ学生たちが、わずか1時間のディスカッションですっかり打ち解け、それぞれがみな自分なりにグループでの存在をアピールしていたことでした。将来、日本の医療の中心を担っていくことになる学生たちの溌剌と個性あふれる姿に、さすが慶應義塾の学生たちと、ちょっと胸を張りたくなりました。