未来の国際医療人を育成:医療系3学部合同 ラオス研修
5年ぶりに医療系3学部合同ラオス研修が再開しました。「ラオス・プライマリヘルスケア保健医療チーム活動プロジェクト」(科目名:プライマリヘルスケアと国際保健Ⅱ)は、医療系学部で学ぶ学生の視点を世界へと広げる体験型プログラムです。
「医療保健チームとして現地で『プライマリヘルスケア活動』に参加して、『国際保健における『持続可能な支援』と『チーム・アプローチ』を体験的に学ぶプログラムで、とりわけ、医学、看護学、薬学という異なる分野の視点から、医療の現場で役立つ「多様な視点から統合的に物事をとらえる力」を高めることを目指しています。
2024年度は、さまざまな学年の看護医療学部10名と薬学部4名の学生が参加しました。
現地に入る前には、講義と演習により事前学習を行い、日本で知り得るラオスの知識を整理して、ラオスの健康課題や強みについての仮説をたて、現地での活動に備えました。
ラオスではJICA(独立行政法人国際協力機構)やWHO(世界保健機関)やさまざまな医療機関を訪問し、現地の健康やヘルスケアを取り巻く状況について学びました。都市部と村落の両方で医療活動や活動を体験し、さまざまな地域格差についても考えるのもラオス研修の特徴です。
滞在10日間のうち2泊3日は、ルアンパバーン県のノンチョン村に滞在。村の家庭にホームステイをしながら、その地域の小学校で「からだの仕組みを知ろう!」「手洗い」「歯みがき」の3つ保健・衛生教育を行いました。ノンチョン村は低地ラオ族、カム族、モン族という文化や信仰が異なる3つの部族で構成されています。それぞれの民族の特徴を考慮して、すべての児童が楽しく参加して学べるように、教材を工夫するなどして教室を運営しました。
ラオス研修に参加した学生たちは、学年や専門分野を越えて、ディスカッション重ね、現地で課題に取り組むという体験を通して、多様な互いにチームで学び合い、ともに活動することによって生みだされる成果を実感しています。


