慶應義塾大学医療系三学部合同教育

HOME > 2017年度のプログラム > 2017年度の中期プログラム

2017年度の中期プログラム

日程

2017年9月23日(土)

場所

湘南藤沢キャンパス(本館)

参加者

合計  361名
・医学部4年  98名
・看護医療学部2年  103名
・薬学部薬学科4年  160名

概要

上田紀行氏の講演「患者は人生を生きている」を拝聴し、医・看・薬混成8名~9名×42グループに分かれ、提示された課題についてグループ討議を行いました。その後、代表グループによるプロダクトのプレゼンテーションと、講師によるフィードバックが行われました。

  9月23日(土)12時10分~17時30分に湘南藤沢キャンパスにおいて、「医療系三学部合同教育中期プログラム」が実施されました。今年は祝日での開催となりました。対象学年は、医学部と薬学部は4年生、看護医療学部は2年生で、合計361名が参加しました。
 岡野栄之医学部長と杉本芳一薬学部長の開会挨拶に続き、東京工業大学教授の上田紀行氏より「患者は人生を生きている」をテーマにご講演いただきました。
   講演の後に小教室に移動しグループ討議を行ないました。三学部が混成した8~9名を1グループとし、学生は合計42グループに分かれ、各グループには1名のファシリテーターがつき、三学部の教員合計42名がファシリテーターをつとめました。グループ討議ではまず自己紹介を行い、司会・記録・発表の役割分担を決めた後に、ディスカッションを行いました。「患者さんが中心にある医療をおこなうためには、医療チームとしてどのようにしていけばよいのか」を課題テーマとして討論し、その結果を発表用資料にまとめました。討議を通して、チームとは何だろうか、患者が本当に伝えたいことは何なのだろうか、講師が最も言いたいことは何かなどを考えました。
 グループ討議の後、3グループが1教室に集まり、1グループ5分のプレゼンテーションを行いました。その後42グループ全員が集合し、代表14グループによるプレゼンテーションにより、成果を共有しました。

 代表発表の後、上田氏から講評をいただきました。人それぞれの「かけがえのなさ」に思いを寄せることの大切さを説かれ、別職種の者が連携するというより同じ医療職の仲間同士が同じ課題に取り組むという形が望ましいといったメッセージもいただきました。この講評の後にまた討議をしたかったという学生の声もありました。
 最後に、小松浩子看護医療学部長より閉会の挨拶があり終了となりました。
 終了後に実施した学生のアンケート調査では、今回の合同教育に対し「大変よい」、「よい」と回答した割合が、医学部76.3%、看護医療学部85.7%、薬学部80.9%という結果でした。
 立場の違いにより同じ問題の捉え方が違うことに気付いた、自分と違う考え方に触れることができた、など三学部で集まれたことは良かったという意見が多くありました。例年同様、会場であるSFCは遠いという意見がありましたが、医学部生・薬学部生にとってはめったに訪れることがないSFCに来る貴重な機会になったと思います。 初期教育のテーマの「チーム」から発展し、中期教育では「医療チーム」をテーマとしました。学生の意識や知識が高まったことが強く感じ取れるアンケート結果でした。