慶應義塾大学医療系三学部合同教育

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2017年度の初期プログラム

日程

2017年5月20日(土)

場所

日吉キャンパス

参加者

合計  385名
・医学部     115名
・看護医療学部  109名
・薬学部薬学科  161名

概要

医看薬混成7-8名×54グループにわかれて、チーム形成を目指した「ゲーム」を実施しました。ゲーム後は、チーム医療についてディスカッションし、全グループがプレゼンテーションを行いました。

5月20日(土)14:40〜18:00、気温の高い中、医療系三学部の1年生385名(医学部115名、看護医療学部109名、薬学部161名)が日吉キャンパスに集まり、「医療系三学部合同教育初期プログラム」が実施されました。

小松看護医療学部長のご挨拶で開会し、今年度も昨年度に引き続き「謎解きゲーム」を行い、その後グループワークを行いました。

今回のゲームは、2年生4名(医学部1、薬学部3)による"ゲーム作成チーム"が試行錯誤の末、作り上げた渾身の一作。ファシリテーターとして参加した教員も事前に解いてみたのですが、随分悩まされました。1年生の皆さんも、苦労しながら取り組んでいましたから、見事ゴールしたチームは相当な達成感を得たことでしょう。当日は、作成者に加え、ゲームの最終チェックに参加してくれた2年生とサポートの上級生が授業の準備やゲーム進行、また片付けを担ってくれました。上級生が下級生の教育に関わるスタイルが、初期教育では確立されつつあります。

その後のグループワークでは、ゲームをふりかえって、①自分たちのチームのよかったところ、アピールできることは何か?②このチームをもっと機能させるにはどうしたらよいか?について話し合いました。 その話し合いの内容を、初期教育恒例の「1グループあたり20秒」で発表してもらいましたが、どのグループもよくまとまっていました。チームとは何か、チーム活動をスムースに行い、それぞれの能力を発揮させるにはどうしたらいいかなど、今回のゲームをきっかけに「チーム・ビルディング」について考えてもらえればと思います。

杉本薬学部長によるフィードバック後、各学部長それぞれが1グループを選んでベストKID賞を授与し、岡野医学部長のご挨拶で閉会しました。

学生のアンケートからは三学部とも、「楽しかった。面白かった」という意見が多数あり、また合同教育を通して得られたこととして「チームワークの大切さ。協調性。役割分担の重要性」「コミュニケーション能力、情報共有の大切さ。」などが挙げられていました。これからも三学部の1年生が土曜日の午後を「有意義だった」と思えるような授業になるよう、みんなで工夫していきたいと思います。