慶應義塾大学医療系三学部合同教育

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2011年度の後期プログラム

日程

2011年5月6日(金)

場所

信濃町キャンパス

参加者

合計  181名
・医学部6年  91名
・看護医療学部4年  54名
・薬学部薬学科6年  36名

概要

腎代替療法の治療選択に関わるケースシナリオ6本について医看薬混成18グループに分かれてディスカッションし、「プロブレム」「今後の医療・ケア計画」についてポスタープレゼンテーションをしました。

2011年5月6日に、医療系三学部合同教育、最初のプログラムとなる後期教育のワークショップが信濃町キャンパスで行われました。初年度は、医学部学生は必修、看護医療学部と薬学部の学生は希望者でおこない、最終的には、医学部学生91名、看護医療学部学生54名、薬学部学生36名の計181名が参加しました。教員は、三学部から合計25名が参加しました。

ワークショップのテーマは「腎不全患者の腎代替療法の選択」。患者さんの背景・疾患を想定して、6シナリオが用意されました。学生はあらかじめ、割り当てられたシナリオについて事前学習をおこない、当日「腎代替療法」についての講義を受けました。その後、18グループに分かれてグループワークをおこないました。与えられたシナリオについて、医学的・看護学的・薬学的な視点で、患者の抱える問題点をまとめ、今後の医療・ケアを計画し、ポスターにまとめるという課題が与えられました。グループワークの後は、シナリオごとのポスター発表をおこない、さらに、その中から1ポスターが選ばれて、全体発表をおこないました。

グループワークでは、和気あいあいとした雰囲気の中にも、患者さんの抱える問題の理解、今後の医療・ケアのプランについて、最終学年らしい白熱した議論がおこなわれ、三学部学生の交流という目的も果たせました。